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『和カフェ tomiQ』 祖父母が愛した実家をリノベーションした隠れ家カフェ

「ここで合ってる…?」

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大丈夫、合ってます。

今回訪れた和カフェtomiQは埼玉県熊谷市の隣町、行田市の閑静な住宅街の中にあります。

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暖簾がなければ店とは思わず通り過ぎてしまいそうな佇まいですが、それもそのはずでもともとは店主のご祖父様が建てられ、暮らしていたご自宅でした。

現在は店主でいらっしゃるそのお孫さんが経営する和風隠れ家カフェになっています。

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居心地の良い空間で3時間近くも居座ってしまいました。今回はそんな素敵なカフェに訪れたお話。

 

アクセス

tomiQがある行田市は埼玉と群馬県の県境にあたる町で、隣の熊谷に隠れてやや影の薄い街ではありますが人口8万を有するそれなりに発展した田舎町です。

東京方面からでしたら永遠に国道17号を北上し、持田インターを降りて5分ほどの場所にtomiQはあります。

駐車場は3.4台ほどあったかと思われます。

電車の場合、最寄りの秩父鉄道ソシオ流通センター駅』から徒歩5分ほど。ICカードは使えず電車は30分に1本、夜間は無人駅になるローカル線ですので時刻表をよく確認することをお勧めします。

飲食店もコンビニもスーパーもない、まごうことなき住宅街の中にtomiQはあります。

この辺りのお宅でもなかなか見ない立派な門構えと綺麗な青をした暖簾が目印です。

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和カフェtomiQ

門を開けると、広くはないけれどよく手が入ったとても素敵なお庭があります。箱庭的な楽しさがありますね。ここで裸足になってスイカを食べたいなぁ〜。

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 玄関は非常に広く、懐かしい田舎のつくりだなぁと自分の母親の生家を思い出しました。

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特に土間が広いと、雨の日や土いじりをして帰ってきた時、汚れ物をさっと脱げて便利なんですよね。幼い頃、泥だらけで帰ってきて玄関でパンツ一丁にされ風呂に直行させられたのを思い出します。

わたしも将来家を作る時、玄関はでかくしよう。

 人懐っこい笑顔の店主に迎えられて中を案内していただきます。

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 先ほどのお庭側にはソファー席。

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夏の夕方に網戸を開け放してここでアイスコーヒーでも飲んだら最高ですね。

 お座敷の個室もあるので子供連れでも安心かと思います。

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襖や障子を見るたびに、小学生の頃おもちゃの剣を振り回して襖に大穴を開けてバチ怒られたことを思い出しますね。わたしはこの部屋は遠慮しておきたいと思います。

 お手洗いももちろんありますがその他に手洗い場もあって、いちいち素敵です。(褒めている)

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 この建物ですが、前述の通り店主のご祖父母がお住まいになっていたご自宅で、亡くなられた後リノベーションし、カフェに生まれ変わりました。

そして孫にあたる方が店主を、そのお母様がキッチンを担当され、支え合いながら地元客に愛されるカフェを営んでいます。3世代渡って受け継がれている家族愛が形になったようなお店なのです。

 

ランチ:皿うどん、月見秋野菜カレー

リビングのテーブル席をご案内頂き、ランチを頂くことにしました。地元産の野菜や果物を多く使っているとのことで、季節によってメニューは異なります。

11月頭に訪れたので今回は秋メニューでした。

 目玉焼きがのった月見秋野菜カレー。

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それから皿うどんをオーダー。
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 基本的にキッチンはお一人で担当されているようで、提供に少々時間がかかるとのことでしたが、お庭を眺めながらのんびり待ちます。

まわりの客さんも品の良い話し方をするマダムといった感じで、優雅な空気が流れています。この空間がそうさせるのでしょうか。

お待ちかねのカレーが到着、スチームドの目玉焼きが目を引きます。

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色鮮やかな野菜が目にも嬉しいところです。カレーには珍しくレンコンが入っており、食感も楽しいものでした。

 続いて皿うどんも到着。豚肉にえびやいか、もやし白菜にんじんなど具材が盛り沢山で嬉しい。

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私は皿うどんを食べる文化がほとんどないんですが、結構家庭でも食べられるものなんですかね。私の中では給食のイメージです。たくさん野菜が取れて嬉しいですね。バリボリと豪快に頂きました。

 

デザート:パンケーキと黒蜜きな粉アイス

本当はあとコーヒーでもいただいてお暇しようと思いましたが、メニューをパラパラしているとどうも美味しそうで気になるので、デザートまでしっかりオーダー。

 どれも気になりますね〜。

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焼き芋のバニラアイス添え、絶対に美味いので食べたかったんですが、芋まで食べ切る自信がなく、今回はパンケーキと黒蜜きな粉アイスをお願いしました。焼き芋は今度お腹を空かせて食べにきます。

パンケーキが到着です。ゴロゴロと季節のフルーツまでついてきて嬉しいですね。

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「冬になるとイチゴの赤が入ってまた綺麗なのよね〜」とキッチンのお母様がおっしゃっていました。う〜ん、そう言われたらまた来る楽しみができてしまうではありませんか。

きな粉アイスもザクザクとした粉の食感が楽しく、一瞬で平らげてしまいました。きな粉は地元行田市産です。

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カフェオレと共にいただくとこれがまた美味しい。

デトックスティーやオリジナルの紅茶など、ドリンクも充実していてお食事と一緒に楽しむことができます。

今度は焼き芋アイスと紅茶を楽しみにきたいとおもいます。

 

まとめ

google mapでたまたま見つけたお店でしたが、居心地の良い空間でついつい長居をしてしまい、お腹もいっぱいになって大満足でした。店主の方も同年代で話が弾み、また来たいと素直に思う素敵なお店なのでした。

 営業時間についてはやや変則的で、水木土曜日のみ、10-16時のオープンとなっています。

また現在は感染症対策として席数を減らし、3時間単位での予約制での営業となっています。お店のホームページやInstagram等で案内があるので参考にしてくさい。

cafe-tomiq.webnode.jp

 席数が少なく、予約制で時間も決まっている分、気兼ねせずのんびり過ごすことができます。何度も「ゆっくりしていってくださいね〜」とお声がけいただき、お茶や新作のアイスをサービスで出して頂いたり、お言葉に甘えて長居してしまいました。

季節が変わるごとの新作を楽しみに何度でも通いたいお店ができました。とても良い週末の出会いでした。

 

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