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【1人実質1700円】『ラジェントホテル東京ベイ』宿泊記 格安で"全部ある"ホテル【TDR後泊】

先日東京ディズニーリゾートに遊びに行きましたが、今回はその後泊に使ったホテルのお話です。

 

ラジェントホテル東京ベイ、2016年に開業した浦安にあるホテルです。

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ラブホみたいな色使いだな

 

ほぼディズニーリゾートからの集客のみを考えたホテルですが、ファミリー向けということもあり同価格帯のビジネスホテルよりもかなり設備が充実しています。

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それに加えて(あまり強調するのも失礼な気がしますが)とにかく安い、安すぎる。観光地でかつ金曜宿泊にもかかわらず1人1泊料金が実質1700円(goto適用済み)でした。

ディズニーリゾートにお出かけの際、早起きしなくて済む、あるいは疲れた体に鞭打って帰り道を運転せずに済むと思えば安いものです。

 

アクセス

ラジェントホテル東京ベイは、正直立地的にはイマイチなところにあります。最寄りの新浦安駅からは約3km、バスかタクシーでないとちょっと遠いところです。

ただしこのホテルの特殊性を考えると、特に問題はありません。おそらく宿泊客の90%はディズニーリゾートの利用客だからです。

ホテルとディズニーリゾートは無料のシャトルバスが順次出ており、これで簡単に移動することができます。ディズニーリゾートから舞浜駅は至近なので鉄道のアクセスも問題ありません。

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車の場合、ディズニーリゾートからは15分ほどで到着しますが、混雑時には30分ぐらいかかりますのでその点は注意が必要です。

駐車場は有料ですが(確か1000円で30時間)、無料の宿泊プランも多くあるので車の方は探してみてください。

 

チェックイン

今回はディズニーリゾート後泊に使いましたので、夜10時頃にチェックイン。

ベイエリア×ファミリーホテルのお手本のような内装です。アンディの部屋みたい。

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この写真は朝撮りましたが、チェックイン時は5000000000000人ぐらい並んでいましたので、特にシャトルバスで来る人は注意です。

フロントの近くには簡単なラウンジがあり、チェックインの時間帯であれば無料でドリンクバーも利用できます。

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また、電子レンジもあり、聞くと持ち込みの食品で使っても構わないとのことでしたので、ホテルのすぐ隣にあるコンビニで買ったものを温めることもできます。

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このラウンジは午前中は閉鎖されていますので注意が必要です。

客室に化粧水などのアメニティはありませんが、必要数をフロントでもらうことができます。

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チェックインの際駐車券を出すと、入庫から30時間分は精算されますので、前泊して当日は車をホテルに置きっぱなしにしてシャトルバスでディズニーリゾートに行き、帰ってきて車を回収するということもできます。

ホテルの駐車場はプランによっては無料、ディズニーリゾートの駐車場は土日祝3000円ですので、それを考えたら多少面倒でもアリかもしれません。

 

客室:スタンダードツイン

今回のお部屋はスタンダードツイン、価格帯としては一番リーズナブルなランクです。

ホテルはコの字形になっており、フロントやエレベーターは中央付近にあるので端っこの部屋はやや遠いかもしれません。

足腰に不安がある人がいる場合エレベーター近くの部屋を希望するのが良いでしょう。

 

今回のお部屋はこちら、近眼の私に配慮してくれているのでしょうか、異常に部屋番号が大きいですので、間違えることはなさそうです。

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 客室内はシンプルな構造でハリウッドツインタイプ。大きなソファーと簡単なミニテーブルもあります。ティファニーみたいな色使いがかわいい。f:id:yosk_nkjm:20201101095307j:image

ベッドの左右にはやたら高い位置にあるコンセントと、リーディングライト、ミニテーブルがあり充電も安心。

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クローゼットや冷蔵庫もあり、ケトル、化粧鏡、セキュリティボックスなど一通りが揃っています。

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 他には、靴乾燥機があるのは珍しいですね。2日連続でディズニーリゾートを楽しむ客も多いでしょうから、雨の翌日濡れたままの靴で出かけずに済むのはありがたいことです。

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クローゼットの上段天井に鏡があって、不思議に思っていたんですがこれは多分忘れ物を防ぐためなんでしょうね。

最初はなんかうつりそうで怖かったけど。

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細かいところまでよく気が利いています。

 

水回りはこんな感じ。

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ベイシンとトイレ、脱衣所で一部屋になっています。歯磨きや髭剃りなど最低限のアメニティは用意されています。

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 このホテルのいいところは基本的にほとんどの客室で洗い場付きのバスがあることです。

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ほぼ家みたいな作りで豪華さはありませんが、この価格帯のホテルでユニットバスでないのはとても評価できます。

ファミリーユースを想定しているので洗い場付きバスなんでしょうね〜、確かに子供がいたらユニットバスなんてそれはもう大変なことになるような気がします。

 部屋に豪華さはありませんが、欲しいものは基本的に全て揃っていて全く問題ありません。

 

館内設備

泥棒のように部屋にある引き出し等を全て開け、客室をチェックした後はホテルを探検します。

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■貸出備品コーナー

フロントの近くには貸出備品コーナーがあります。アイロンやズボンプレッサーはよくありますが、いいな〜と思ったのはタオルの使い放題です。f:id:yosk_nkjm:20201102133802j:image

部屋にももともと人数分タオルのセットは用意されていますが、追加で使いたい分を持っていって構わないそうです。もちろん常識の範囲でですが。

私も朝風呂用に1セットお借りしました。

 

■コインランドリー

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全自動洗濯乾燥機ですので、洗濯が終わった後いちいち取りに来なくていいのがありがたいところ。その分ちょっと時間はかかりますが…。

 

自動販売機コーナー

ホテルの自動販売機ってなぜあんなにテンションが上がるのでしょうか。

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軽食の自販機もあります。ビール500缶が300円ですので、ホテルの自販機としては割と良心的な部類だと思います。

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ホテルの隣がコンビニエンスストアになっていますので、あんまり使うことはないのですが夜中に小腹を空かせた時はいいかもしれません。

 

朝食

このホテルにレストラン設備はありませんが、一応朝食が付いてきます。それはつまりお弁当ということです。

朝ラウンジに行くと人生で見たことないぐらい山盛りの弁当が並んでいて、部屋番号を告げて数種類あるお弁当から好きなものを選びます。

ラウンジ内か、もしくは部屋で食べてもいいとのことだったので持ち帰ってきました。

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この日のお弁当はこの2点の他に子供用と思われるソーセージや卵焼きなどが入った小さめのものがありました。

お弁当は千葉の駅弁でお馴染みの万葉軒です。決して高価な部類ではないですがきちんとしたお店のお弁当で嬉しいところ。

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朝からトンカツは重いような気もしましたが、食べてみるとやっぱり重かったので、自分の予知能力の高さに感銘を受けました。

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でもとても美味しかったですよ。テーマパークに近いホテルということで、朝が早く朝食を食べない人も多いでしょうからお弁当という選択肢になったのでしょうね。

混雑したレストランでバイキングのお盆を持って列で突っ立っているよりは気が楽でよかったです。

 

宿泊費と総括

金曜チェックイン-土曜チェックアウトの日程でしたが、この日の宿泊費は2名でgo to travelクーポン適用で約4,300円。さらに地域共通クーポンが1000円つくので実質1人1,700円ほどになります。 

 

本来は1,000円する駐車場代も宿泊費に含まれており、朝食もお弁当ですが付いていますから、ほとんどタダで泊まっているようなものです。

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ただ、その価格の安さに対してとても質が高いホテルだと思います。

ファミリーホテルなので全体的に子供部屋みたいな雰囲気だったり、水回りのシンプルさだったり、はっきりいって高級感はありません。でもそれはお安いホテルなので当然です。

備品も自分で持っていって使ってね、飯は簡単なものをご自由にどうぞ、その分価格は安くします、というわかりやすい割り切り方は寧ろ好感が持てます。

スタッフも親切な方が多く、要望にはできるだけ応えようという姿勢が嬉しかった。

 欲しいものは基本的に"全部ある"ホテルです。

 

またディズニーリゾートに行く際は宿泊してみたいと思う、お気に入りのホテルが一つできたのでした。

 

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