【NORTH BAYOU F80】モニターアームを導入して仕事ができそうな雰囲気を醸し出そう!
もう在宅勤務も一年近く続き、週に1度出社する以外は自宅で仕事をする日々が続いています。
仕事は基本的にパソコン一台あればできるので特に問題はないのですが、やはり支給のノートPC一台ではなかなか効率が悪いものがあり、マルチディスプレイにするために中古のモニターをハードオフで漁ってきました。
そこまではいいのですが、一人暮らしの狭い家では仕事スペースと生活スペースを分けることができずダイニングテーブルにパソコンを置いて仕事をしています。
そこにモニターまで置いてしまうといよいよ生活スペースがなくなり、机の上が仕事道具でとっ散らかってしまうようになりました。
今回はそれを解消するために導入したモニターアームのお話です。
amazonで格安で購入したモニターアーム、NORTH BAYOU F80ですが全く問題なく大活躍してくれています。机の上をスッキリさせたい方、オススメです…!
モニターアームのメリット
モニターアームとはその名の通りモニターを支えるアームなのですが、利点が2つあります。
①モニターのスタンド部分のスペースが空くこと
モニターが浮くことでその下のスペースが使えるようになりますので、書類を広げたりキーボードをしまったり机が広がります。スタンドは意外と大きいので邪魔になっていたことに気がつきます。
②モニターを好きな位置に移動させられること
モニターアームの間接可動域内であれば好きな位置にモニターを動かせます。首や腰に負担にならないような位置に動かせますし、ピボット機能で縦長のディスプレイとしても使えます。(長い表形式のエクセルなどを見るときに便利です。)
また仕事以外の邪魔な時は脇に避けて置いておくこともできるので、そもそもの目的であった机の上の省スペース化を図ることができます。
モニターアーム選び
モニターアームを選ぶのにいくつか考えなければいけないポイントがあります。
①ディスプレイ側が対応しているか
大抵のディスプレイには背面にディスプレイ固定用の4つ穴が空いています。最も普及しているのはVESAという規格の75×75mmもしくは100×100mmのものです。殆どのモニターアームはどちらにも対応するようになっていますが、一部電源ケーブルなどと干渉する可能性があるので注意が必要です。
②机が対応しているか
机にモニターアームを設置する方法として、天板を挟み込むクランプ式と、ケーブル用の穴を利用する(もしくは穴を開けて)グロメット式があります。机の形状によってどちらが使えるか考える必要があります。こちらも通常はどちらにも対応できるアダプターがついてくることが殆どです。
私の場合机の幕板が邪魔でクランプ式の設置を諦めかけましたが、幕板の裏側に木の板を設置してクランプ面積を増やして対応しました。(推奨はしない)
③アームの可動形式
物によっては高さは固定して左右にだけ振れるシンプルなタイプや、多関節で可動域が非常に多いガススプリング式などがあります。ガススプリング式の方が自由に動かしやすいですが、複雑な構造上重量が増え価格も上がり、また故障リスクも高まります。どちらを選ぶかは考え方次第です。
NORTH BAYOU F80
上記を検討した結果、最終的に私が選んだのはNORTHBAYOUのF80です。なぜこれを選んだかというとめちゃくちゃ安かったからです。
購入時は4,000円強。Amazonのポイントが少しあったので3,500円ほどで購入しました。まともな(というとF80に失礼か?)名の通ったブランドの物を買うと平気で1万円は超えてきますので、そこまでは出せないな〜という方には多少リスク覚悟でお勧めです。
サイズ感は上記をご参考ください。
箱の中身はこんな感じ。中央に見えるのが本体です。何キロもあるモニターを保持するのですから当然と言えば当然ですが、結構ゴツいですね。
しまわれている状態ではベルクロで止められていますが、これを外すとスプリングの力でバンッ!とアームが開きます。怪我するレベルですのでお気をつけください。
中身はこのような感じ。ディスプレイ側のマウントは75mmにも100mmにも対応。机側はクランプ式にもグロメット式にも対応しています。
説明書はがっつり中国語です。英語版もあるので何とか解読していきましょう。
取り付け作業
そこまで難しいことはないですが、机の形状によっては難儀することがあるかもしれません。(した)
まず机にはクランプ式で設置しました。幕板が邪魔でうまく止められなかったので、幕板の裏側に幕板と同じ長さの木端を設置し、それと幕板を共に締める形で対応しています。
安定感は高く今のところ問題はありませんが、推奨はしませんので自己判断でお願い致します。ちなみに机は柔らかいパイン材なのですが、設置した場所にはゴリゴリに凹みや痕が残ります。気になる方は鉄板を敷いたりして補強したほうが良いと思います。
なおクランプ部分は1cmほど外側にはみ出しますので、机を壁にビタっと寄せることはできなくなります。それが嫌だったので今回は壁側ではない側面に、出来るだけ端に寄せて設置することにしました。
続いてディスプレイを付けていきます。この機種の場合まずディスプレイの上の穴2つに軽くボルトを通し、引っ掛けるような形で仮設置します。
この後全てのボルトを通ししっかり閉めれば完了です。一人でも10分ぐらいあればここまで出来ると思います。
今回は21.5インチのモニターでしたが、これが26インチとかになってくるとまた大変だと思いますので二人ぐらいいた方が良いかもしれません。
続いて各関節部の調整をしていきます。それぞれ調整用のボルトがありますので、アーレンキーを差し込んでバネの強さを調整します。今回はかなり軽めの21.5インチでしたので最弱に近いレベルに弱めました。初期設定の状態ではバネの力が強く勝手に跳ね上がってしまう状態でした。
調整が終わったらケーブル類を通していきます。アーム内にケーブル類を収納することができます。
PCとHDMIケーブルも設置場所や長さに制約がなければ一緒に通してしまえばスマートですね。
しかしこのロゴ、某靴メーカーに酷似していると思うんですが大丈夫なんでしょうか。
設置完了&感想
というわけで無事に設置が完了しました。
基本的にはスタンドで底上げしたノートPCのディスプレイ下端と揃えて使っています。
もちろん高さもこの通り好きなように変えられます。
縦向きも可。
首が疲れにくくなったので、長時間のデスクワークもだいぶ楽になりました。
そして仕事以外の時はこのように端に避けておくことができます。当初の目的である机の上をスッキリさせる、という点はしっかりクリアしていて満足です。
現状特に問題なく、非常に便利に使えていますが、レビューの中には経年と共に勝手にお辞儀するようになった、だとかそういう話もちょこちょこあるのでしばらく使ってみてまた変化があれば追記したいと思います。
3000円台で購入できる格安モニターアームとしては大満足の結果でした。モニターアームの導入、オススメです。