『ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル』宿泊記 意外とリーズナブルに泊まれるぞ <高コスパ宿シリーズ②>
この半月状の建物を見たことがある人も多いと思いますが、この建物こそが今回のテーマである『ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル』です。
大観覧車コスモクロック、横浜ランドマークタワーに並ぶ、横浜のシンボルだと思います。
そんなヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルですが、調べてみると意外にも安く宿泊できることがわかりました。
先に言ってしまいますが、今回宿泊したのは「スーペリアツインシティビュー」という、このホテルの中で最もリーズナブルな価格帯のお部屋ですが、1泊2名一部屋で11,040円。
それなら下手なビジホより安いじゃない、と思ってインターコンチネンタル横浜pier8に宿泊した後にインターコンチはしごをすることにしたのでした。
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yosk-nkjm.hatenablog.comずっと泊まってみたかったこのホテルが、なかなかコスパ良し!でしたよ。
アクセス
今回は車で向かいましたが、アクセスは非常に良好、首都高みなとみらいランプより3分ほどで着きます。
エントランス前の車寄せは3レーンほどあって非常にスムーズです。
横浜ナンバーの高級車ばかりですが、どういう需要があるんでしょうか、ビジネス?
車を停めるとドアボーイがすぐに荷物をピックアップしに来てくれて、控えを渡してくれます。チェックインの際クロークに渡すよう言われました。後ほど持ってきてくれるようです。
駐車場は残念ながらホテル専用は有りませんのでパシフィコ横浜と共有です。30年前の地下駐車場なので、やや通路も枠も狭いな…と感じてしまいますが、ホテルのエントランスとは直通のエレベーターがあってアクセスは非常に楽。
バレーパーキングサービスもあるにはあるようですが、事前予約制でかつ「お体の不自由な方や小さなお子様連れの方を優先します」というような文言もあるため、少々頼みづらい雰囲気を感じます。料金は通常の駐車料金のみで追加料金は掛かりません。
チェックイン
エントランスはこんな感じ。
う~んバブリ~~。結婚式してますね。
なぜだか池まであってキラッキラしています。
フロント地上二階です。
どうやらピアノとバイオリンの生演奏で迎えてくれているようで、優雅な気分になります。
と、思っていたらとたんに現実に引き戻されます。
やってしまった~ちょうど夕方の良い時間に来てしまったので、チェックイン待ちが5兆人ほどいらっしゃいます。全600室もあるホテルなので、時間帯によってこうなるのは致し方有りませんね。
混んでるところに混んでる時間に混んでる日に来て文句を言うのはお門違い、窓の外の景色を見てのんびり待ちましょう。
ロビーにあるラウンジ「マリンブルー」からはベイブリッジ側の景色を楽しむことができます。
商船三井のにっぽん丸と、先日宿泊したインターコンチネンタルpier8が見えます。
本当に目と鼻の先ですね。歩いて5分ほどでしょうか。
このホテル、国際会議場と併設したインターナショナルホテルだけあって、外国人スタッフの数が非常に多いです。欧米系のスタッフに非常に丁寧な説明をしていただいてチェックイン。
エレベーターで客室に向かいます。
気合の入ったデザインのカードキーでテンションが上りますね。
客室:スーペリアツインシティビュー
今回予約した部屋はスーペリアツインという一番スタンダードなお部屋。眺望は海側ではなくシティ側です。
早速のお部屋はこんな感じ。
目の前が大観覧車コスモクロックです。
13階だったかな?このホテルの中では低~中層エリアになると思います。
観覧車に乗ったカップルと目が合いそうな距離感です。
窓際はソファーになっており、ジェットコースターが走ったり車が行き交ったりするのを見ているのもなかなか楽しい。
ランドマークタワーも見えます。
あのランドマークタワーの地下に成城石井があって、横浜に来たときに(それはつまり急におかしくなってバブリーな気持ちになっちゃった時に)ワインとつまみを買いにいったりするのですが、このホテルからも歩いて行くことができます。
ショッピングモール内を通っていくので雨にもほぼ濡れません。
ベッドはW140×L200が2台。
ベッドと反対サイドでは書院造みたいな机がお出迎え。
やはり、ちょっとビジネス的なキャラクター付けがされている感じがしますね。
冷蔵庫の中はこんな感じ、全て有料です。怖くてそもそもお値段を見ていませんがおそらくコーラ一本で家が建つぐらいの金額だと思われます。
水回りはこんな感じ。ユニットバスですが、空間としては寝れるぐらいには広いです。
清潔に保たれてはいますが、やはり築30年だけあって若干水回りには古さを感じます。
外資系ホテルのシャワー、たいてい使い方がわかりませんがこれもなかなか意味不明でした。(使ってみたら意外とシンプルな構造だった)
アメニティは至ってシンプルですが、ハンドタオルがあるのが嬉しいですね。
シャンプー類はボトルタイプですが、多分たっかい部屋だとミニボトルでブランド物が用意されていると思います。
部屋にパジャマはありますが、バスローブがありません。
バスローブを着ると大富豪になったみたいで大変に気分が良いので、どこかにないかなぁ~と思って調べてみると、どうやら貸し出してくれるようです。
ゲストサービスに電話をするとすぐにスタッフが持ってきてくれました。
というわけでひとっ風呂浴びている間にだいぶ日も暮れ、外はすっかり暗くなりました。
他の人の宿泊記で「観覧車がちょうど棒みたいに見える真横の位置で微妙な気持ちになった」と笑っている人がいましたが、この部屋ももう少し右にずれてたらそうなっていたでしょうね…危なかった。笑
インルームダイニング
風呂に入ったらいまさら外に出るのも面倒になってしまったので、インルームダイニングのメニューを見てm
たっけえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
懐石膳、い、いち、いちまんさんぜんえん??????宿代よりたっけぇじゃねぇか
握り寿司1人前6600えん・・・・?6貫と細巻きで?1貫1000円てこと?昼飯が2回食えるよ
でも大丈夫…なんかあるはず…とアラカルトを見ていると1500円ぐらいのサラダとローストチキンのなんとか風みたいな料理が2500円ぐらいであったのでオーダー。すでに酒とともいろいろつまんで腹も膨れていたので、2品ぐらいにとどめておくことにしました。
あくまで「私にとって」高いというだけで、料理そのものの価値に対して高いと言っているわけでは有りませんのであしからず。
30分ほどしてお料理が部屋に運ばれてきます。
温かい料理はマジシャンが使いそうな謎の黒い箱からスタッフが取り出してくれて、きちんとパンまで温かったので感動しました。ワイングラスとオープナーもお願いすれば貸していただけます。
サラダは結構どっしりした味で非常に美味しかったですよ。一口100円だからでしょうか。
ローストチキンももちろん美味しかったのですが、なにより付け合せの野菜が美味しくてよかった。久しぶりにもやし以外の野菜を食べました。栄養素の味がしました。野菜は大事。24になってようやく気付きました。
このホテルの中には、もちろん立派なレストランがいくつもあって、確かラウンジなどを含めると8箇所ぐらいかな?あります。中国・フランス・イタリア料理に和食と、幅広いラインナップです。
時間と予算に余裕があればそれを楽しむのもまた良いですね。最上階には夜景を楽しめるバーもあります。
そういったところでお食事をするのもまたいいのですが、やはり僕にとっては少々肩が凝るもので、インルームダイニングは気を使わなくていいので楽ですね。料理のレベルも高く、大満足なお食事でした。
総括
今回はじめての宿泊となったヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル。建物の外観からしてバブリーな感じのホテルですが、特にロビーの重厚さは良かったですね。ドアマンに促されてロビーに入った瞬間、ピアノとバイオリンの生演奏が聞こえてくる感じなんかとってもワクワクしましたね~。
総客室数が600室ほどあり、ピークシーズンに行くと少々ガヤガヤした感じがするのは否めません。ここはどの大型リゾートホテルも同じですね。家族連れも多いですから。ただ危惧していたエレベーター渋滞は特に感じませんでした。6基だったか8基だったか…たくさんのエレベーターが稼働していますので、そんなに待たされることも有りませんでした。
部屋に関しても少々古さを感じる所もありますが、清潔度は高く不愉快な思いはありません。それよりも景色の美しさが印象に残る感じがします。もっと高層の部屋にもまた泊まってみたいな~と思わせる景色でした。
またスタッフの対応もかなり忙しい時にも関わらずいつも、笑顔かつ丁寧で心地よいものが有りました。
このホテル、かなりコストパフォーマンス高いですよ。一休.comで今回のお部屋の価格を見てみると平日であれば一泊2名「13,600円~」ここから更に即時利用ポイントが引かれます。今ならgotoトラベルも使えますので、一人4000円ぐらいで泊まれる計算になります。
いまはちょっとクラブフロアの客室が気になっています。内装が横浜らしく爽やか。
もちろんクラブラウンジ利用可、あの行列をぶち抜いて座って優雅にチェックインできるのは羨ましいな~。
また季節とお部屋を変えて訪れてみたい素敵なホテルでした。
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