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車のオーディオをBluetooth化する。ELECOM LBT-ACR11

去年あたりにレンタカーを借りたときに感動したのですが、最近の車は本当に便利で乗り込んだ瞬間にスマホBluetooth接続し、しかも自動再生までしてくれるんですね。

 今までAUXで接続をしていたのが急にバカらしくなり、自分の車のオーディオのBluetooth化をした、というのが今回のお話です。

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 僕の車は残念ながらBluetooth非対応です。正確に言うと通話はできますが音楽の再生はできません。

E90後期最終型の2011年モデルになるので、もう約10年落ちになります。当時はまだ音楽の手段としてBluetoothはそこまで一般的ではなかったかな~と思います。

 

Bluetooth文化の高まりを一気に感じさせたのはiPhoneからイヤホンジャックがなくなったことでしょうか。イヤホンジャックが廃止になったのがiPhone7からですから2016年のことになります。ここを境に一気にBluetoothイヤホンなどを使う人も増えた印象です。

ともかくこの車はBluetoothを用いた音楽再生ができません。音楽の再生手段としては

AM/FMラジオ、CD6連チェンジャー(懐かしい響きだ…)、そしてAUXになります。

 ラジオはともかくCDですら今はなかなか見なくなりましたね…。

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ナビはタッチ画面ではないのでセンターコンソールで操作します。音楽や車両インフォメーションもここで操作できます

 いままで車で音楽を再生したい時はAUXを使っていました。僕はもうすぐ博物館入りするiPhone6sを使っているので、まだイヤホンジャックがあります。それらを接続することでiPhoneから音楽を流す運用をしばらくしていました。

AUX-INはセンターコンソールボックスの中にあります。

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ケーブルを通さなければならないのに蓋の中にある…。

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真ん中がAUX-IN。右がシガーソケット、下がパインアメ入れです。

ただAUX接続には1つ問題があって、それはシンプルに接続が面倒であるということです。

車に乗り込んでAUX端子を挿す、コンビニに行く時に携帯を持つので外す、戻ってきて挿す、一日に何回もそんな動作をしていると本当に面倒になってきます。

そこで、車にBluetoothレシーバーを設置し、そこからAUXに流す方法を取ることにしました。

iPhoneからレシーバーに飛ばし、レシーバーと車とをAUXで接続してカーオーディオから流す、ということになります。配線自体はなくなりませんが、iPhoneとカーオーディオをつなぐ手間はなくなります。

 

Bluetoothレシーバー自体は世の中に無限にあるのですが、車で運用するにはいくつか条件があります。

それは

①電源は車のアクセサリー電源と連動すること

②車に乗り込んだら自動で接続すること

の二つです。

 

①に関しては、一般的なBluetoothレシーバーはバッテリー駆動が多いですが充電が面倒ですし、エンジンを切っても電源が切れないので、車を降りても繋ぎっぱなしになってしまいます。他のBluetooth機器と再接続するときに手間です。

②に関しては言わずもがな、毎回手で接続していたらAUXで繋いでいるのと何も変わりませんからね…。

その条件に見合うのがELECOM LBT-ACR11でした。「車載用」と銘打ったBluetoothレシーバーです。

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 このレシーバーは給電がそもそもシガーソケットです。アクセサリー電源と連動するので、エンジンを掛ければオン、切ればオフになります。

サイズ感としては若干、いや、かなり大きい感じがして結構目立ちます。シガソケが奥まっている車だったりすると延長しないと使えないかもしれませんね。

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全長約10センチ、差し込んだ状態で6cmほどはみ出ます。

 一度登録した機器は以降電源が入った際、自動で接続してくれるのでスマホを持って車に乗り込むだけで準備はOK。

接続スピードも早く、エンジンをかければ数秒でiPhoneと接続されます。

残念ながらiPhoneでは自動再生には対応していません。androidで一部アプリを使えば可能なようです。

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AUX-OUTだけでなく、5V/2.4Aの充電用USBポートも一つあります。

 センターコンソールボックス内のシガーソケットに設置できたらスマートでよかったのですが、残念ながら差し込むと蓋が閉まりません。延長ケーブル等を使えばボックス内ですべて完結してスマートになりますね。

ひとまず灰皿横のシガーソケットを使います。

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やはりケーブル類が美しくないので、シガソケを延長してボックス内に収めるほうが良いかもしれません。

見た目はともかくとして、シフトノブなどとは干渉せずうまく同居してくれています。
接続もうまくできて喜んでいたのですが、音楽にサァ~~っというノイズが乗るようになってしまいました。

調べてみるとシガーソケットから給電する場合、電位差によってグランドループが発生することがあるようです。

なるほど、いったい何を言っているのか、一切意味はわかりません。

 

何を言っているのかはわからないまま調べてみると、解決策としてはグランドループアイソレーターを挟むのが一般的なようです。グランドループをアイソレート(隔離)する、わかりやすい名前の機械ですね。

定評のあるAUKEYのグランドループアイソレーターGI-L1を購入しました。

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BluetoothレシーバーとAUX-INの間に割り込ませます。

使ってみると見事にノイズを消してくれています。価格も1000円ぐらいですし、ノイズが出たときはとりあえず試してみても良いですね。

 そんなわけでカーオーディオのワイヤレス化は無事に成功です。

AUX-INがあるというのが前提になってはしまいますが、古い車に乗っている方はやってみてもよいかもしれません。毎日のことなのでだいぶ楽になりますよ。