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【ラルチザンデュテ ティースパークリングアールグレイ】晴れているので昼間っから紅茶のワインを飲んじゃう日

毎年言っている気もしますが、今年の冬は寒かったですね。大雪によるトラブルなども多く報道されていました。

しかし寒く厳しい冬も最近では終わりを告げて、暖かい日が続いています。上着無しで過ごせるような日も増えてきました。

そんな春めいた休みの日、ちょっと遅く起きた朝は昼間からお酒を飲んじゃうことにしましょう。そういう日も大切です。

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今日はちょっとめずらしい紅茶のスパークリングワイン、「ラルチザンデュテ ティースパークリングアールグレイ」を頂きます。ランチに合わせても、甘いスイーツに合わせてもピッタリの香り高いスパークリングワイン、これはいい出会いになりました。

 ティースパークリングアールグレイ

もともとフルーツワインやスパークリングワインなど、甘めで爽やかなワインが好みなのですが、先日ちょっと変わったワインを見つけました。

それがラルチザンデュテ ティースパークリングアールグレイです。珍しい紅茶のワインです。

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紅茶も好きですし、スパークリングワインも好きだったので「お、これは」と興味を持っていた所、販売元の株式会社アレグレス様にお声がけ頂きサンプルをご提供いただきました。ありがとうございます。

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見た目から華やかなラベルで気分が上がります。アルコール度数は4%と低め。だから、いいよねたくさん飲んでも…。(誰に対する言い訳?)

早速開けちゃいましょう。タンッ!と小気味よい音がします。

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開栓と同時に爽やかな紅茶の香りが広がります。華やかです。これは夜に飲むより、お昼に飲みたくなるお酒ですね。お外に持っていってピクニックで飲むのもいいな。

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色はきれいな琥珀色。繊細な泡の様子を見ているのが楽しい。

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ローストチキンのサンドイッチと合わせていただきます。見た目から既に素晴らしい休日だ…。サンドイッチは私が作りました、と言いたいところですがいつもの通りコンビニです。コンビニ大国日本に生まれてよかった。

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グラスを傾けた時点でふわっと華やかな香りが広がってきます。お味の方はほんのり甘く、フルーティ。砂糖や甘味料・香料は不使用とのことで、自然な甘みが広がります。

紅茶のワインということで最後にはタンニンの穏やかな渋みで締めてくれる印象で全くしつこくありません。繊細な泡が弾ける感覚も楽しく、なるほどこれは食事のよく合うワインです。

「濃い味付けや甘辛い料理にも意外に合う」とのことでしたが、それも納得です。烏龍茶が合うような料理にもいいかもしれません。

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パンケーキにも合わせて頂きましたが、こちらも良い相性。スイーツをたくさん用意してちょっとしたパーティーなんかをやるときにもいいかもしれませんね。1本あるだけで場が華やかになります。

度数も低めでとても飲みやすいワインなので、お酒があまり得意でない方で美味しく頂けると思います。

 

ちなみにティースパークリングアールグレイは写真に写っているフルボトル750mlサイズと、330mlサイズの2サイズ展開があります。お値段はフルボトルで1,628円(税込)、330mlサイズは770円(税込み)となっています。お財布にも優しい。

 

今度は中華料理のような濃い味付けの料理にも合わせてみたいと思いました。どんな料理にも相性抜群、休日のランチをちょっと豪華にしてくれるラルチザンデュテ ティースパークリングアールグレイ。とてもいい出会いでした。みなさんもお試しあれ~!

 

【笛吹川フルーツ公園】富士山を見ながら焚き火を囲んでバームクーヘン・燻製にフルーツワイン…。

抜けるような青空と美しく雪をまとった富士山、その下にはフルーツ栽培で有名な甲府盆地が広がります。

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ここは山梨県笛吹市笛吹フルーツ公園です。

山梨県は言わずとしれた葡萄や桃などの一大生産地ですが、ここフルーツ公園はそんな山梨の魅力、フルーツの魅力を知ることができる巨大な山梨県運営の都市公園となっています。

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中央道からもほど近い位置にあり、過去にもほったらかし温泉乾徳山登山などへの道中、何度か寄ったことがあります。甲府盆地や富士山が見渡せる気持ちのいい公園です。

今回はそのフルーツ公園で「焚き火を囲んで楽しもう」というイベントがありまして、バームクーヘン作りや燻製体験等を楽しんできました。

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ちなみにこのイベントは基本的に冬季に行われているようで、2021年は既に終了となっています。記事を書くタイミング、完全にミスっていないでしょうか?

その他にもフルーツ王国山梨らしく、公園の売店にはたくさんの地元で作られたワインが販売しており、有料でテイスティングなどもできます。

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今回は、子供から大人まで楽しめる笛吹川フルーツ公園を一日楽しんできたエントリーです。

 

アクセス

笛吹川フルーツ公園は、山梨県笛吹市にあります。

山梨県、と言われるとあまり近いイメージは湧きませんが、中央道のおかげでかなりアクセスがいいのもあり、車で都心から2時間ほどで到着します。中央道勝沼ICを降りて30分ほどで到着です。

道中はフルーツラインと呼ばれる高台の広域農道を通り、甲府盆地を見下ろすことができます。走っているだけでも気分が上る道です。時期になると様々なフルーツが栽培されている様子を見ることができます。

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鉄道の場合は中央本線山梨市駅が最寄りです。昨年のダイヤ改正で特急あずさ、かいじ共に停まるようになりましたので、新宿から乗り換え無しで約90分の汽車旅です。山梨市駅はタクシーで10分ほど。フルーツ公園を通る市バスも出ているようです。

笛吹フルーツ公園とは

フルーツ公園はその名の通りフルーツをテーマにした公園で、園内いたるところに果樹園があります。

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濃い緑の部分はすべて果樹園。

ちなみに地図では読み取れませんが、山腹の傾斜地にありますので、かなり高低差の激しい公園です。公園の下部と上部では、100m以上の標高差があります。駐車場がたくさんありますが、適当なところに駐車をすると後悔するかもしれません。(後悔した)

目的地に近い駐車場を選ぶと良いでしょう。

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園内は芝生が広がるいわゆる「公園」というエリアの他に、屋内アスレチック、水上アステチック(夏季限定)、カフェ、バーベキュー施設やレストランにドッグランなど様々な施設が入っています。

厳密には公園の施設ではありませんが、敷地内にはフルーツパーク富士屋ホテルという宿泊施設や、日帰り入浴ができる温泉なども入っています。一日遊んだあとここでひとっ風呂浴びてから帰るのもいいですね。

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高台にあるため景色は抜群によく、富士山や甲府盆地を園内どこからでも眺めることができます。晴れた日には散歩しているだけでも楽しい公園です。

 

焚き火でバームクーヘンづくり

今回の焚き火イベントはわんぱくドームという室内アスレチック施設の近くでやっているとのことで、えっちらおっちら駐車場から登りながらやってきました。

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このガラス張りの建物がそうですね。全天候型のアスレチック、大人でも遊びたい。

裏手に回ると…お、やってるやってる。

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焚き火台がたくさん用意されていて、マシュマロやバームクーヘン、ホットサンドなど家族連れが思い思いに楽しんでいるようです。

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我々もバームクーヘン作りに挑戦です。
作り方は至ってシンプル。生地を混ぜて…。

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竹に棒に巻き付けては焼く。

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いい感じに焼けてきたら更に生地を重ねて焼く。

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うまいこといけばお店のバームクーヘンのようにきれいに年輪ができるはずです。

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これはうまいこといってないときの例

何度か繰り返して完成。
若干焦げが発生していますが、切ってみると思いの外バームクーヘンぽい見た目をしているじゃありませんか。

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 シロップを掛けていただきます。

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うん、ちゃんとうまい。誰でもうまく作れるバームクーヘン、偉大です。ちゃんとしたバームクーヘンができたという証拠に食べるとめちゃくちゃ喉が乾きます。

これキャンプのときにでも気軽にできるし、またやってみたいなぁ。

 

燻製体験

そのお隣では燻製体験も実施中。

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チーズやミックスナッツなどから好きな食材をいくつか選びます。

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あとはお皿に盛って(写真撮り忘れた)、燻製器に入れるだけ。サクラチップです。

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特に燻製らしい作業をしていないので(お皿に盛っただけ)どのあたりが"体験"なのかちょっといまいちわかりかねますが、食べる体験だという認識でしばし待ちます。30分ほどすれば完成です。

出来上がりはこんな感じ。チーズ最高やん…。

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今回はチーズとミックスナッツ、変わり種で柿の種をチョイス。チーズはもう感想を言うまでもなくうまいですが、変化があるのか?と思ってた柿の種も思いの外深い味わいになって笑ってしまいました。

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ブラックペッパーで味付けしたミックスナッツは文句なくうまい。でも多分燻す前からうまいです。

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ちなみに自宅の庭で事あるごとに燻製をしている私の母によると「鮭はガチ(意訳)」だそうです。生からやると時間がかかるので一度火を通してから燻製にするのがポイントだそう。

気軽にできるダンボール製の燻製器なども売っていますから、今度キャンプに持っていくのもいいなと思いました。

フルーツワインのテイスティング

バームクーヘンで喉をからからにして、更にしょっぱい燻製まで食べたらお酒が欲しくなるのが世の常です。フルーツ公園の売店は、ワインの名産地らしく素晴らしい品揃え。

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この売店ではオススメのワインの中から何種類か選び、3種500円でテイスティングすることができます。

左から巨峰とピオーネの辛口ロゼ。山梨県産桃100%の桃のワイン。一番右は創業120年を数える蒼龍葡萄酒の無添加赤ワインです。

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テラス席で富士山を眺めながら頂くことができます。

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ちなみに不幸にも私は運転のため桃ジュースで乾杯です。そんな日もあります。

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試飲した同行者は桃のワインをとても気に入ったようでボトルで自分へのお土産に買っていました。

ざっと見ただけで60種類ぐらいはワインが並んでいましたので、みなさんもきっとお気に入りのワインが見つかるでしょう。ここに限らず、山梨は試飲できるワイナリーが各所に点在していてワイン好きの方には天国のような場所ですね。

総括

写真で伝えきれないのが残念ですが、ここから見る富士山はとても美しく雄大です。

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子供を遊ばせに来るにも、ワインを飲んでいい気分で散歩をするのにもいいところで、また季節を変えて遊びに来たいと思える公園でした。ほったらかし温泉にも近いですし、途中で寄ってもいいですね。

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公園内の富士屋ホテル地元のフルーツを使ったパフェが有名なようで、そちらもまた気になります。ドッグランもあるので実家の犬も連れてお散歩にも来たいし…。すっかりお気に入りの公園となったのでした。また来よう。

 

おまけ:帰り道に遊亀公園付属動物園へ

フルーツ公園を一通り見終えて、まだちょっと帰るのには早いかなぁ…と思ってなにかないか考えていたところ、すぐ近くの甲府に遊亀公園付属動物園がある事を思い出しました。

ここにはイケメンで有名なレッサーパンダのホクトがいるのです。下の記事でもちょっと触れましたが先日カメラを手にいれてからというものの、すっかりレッサーパンダを始めとする動物撮影にハマっています。

yosk-nkjm.hatenablog.comフルーツ公園からは30分ほどで、なんとか閉園前に滑り込みました。一目散にレッサーパンダの放飼場へ。

いた…!

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なるほど、基本ほげぇ~っとした顔のレッサーパンダらしからぬ、キリッとした眉毛とアッシュな毛色でファンが多いのもうなずけます。ワイルド系のイケメンです。

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閉園ギリギリまで張り付いて、結局ホクトだけ見て退園したのでした。遠くでライオンがやたら吠えていましたが、「なんでこっち来ないの?俺ライオンだよ?ライオン。」と思っていたのかもしれません。

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1時間ずっと眺めていたら、イケメンなのに油断するとすぐベロが出ちゃったり突然軟体動物になっちゃうホクトのファンにすっかりなってしまい、また近いうちにこの動物園にも来ることになるだろうなぁと思ったのでした。

山梨、開拓しがいがあるなぁ。

 

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【ライオンまで1m】群馬サファリパークにマイカーで突撃するとどうなるのか

え、ちょっとまって、近くない?近くないか!?!?(gif)

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しっぽがファサッ…と車にあたって通り過ぎて行きました。

 

君も近いな、振り向いた瞬間にうっかりツノが車に刺さりそうで怖いよ。

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しょっぱなから迫力満点、ここは群馬県富岡市にある群馬サファリパークです。全国に点在するサファリパーク、一言で言えば動物園なのですが、他の動物園と違うのは外から檻の中の動物を見るのではなく、どちらかというと檻の中に自分たちが入っていって見学する、というスタイルであるということです。

全国区で有名なのは「ほんとにほんとにほんとにほんとにライオンだ~!」でおなじみの富士サファリパークだと思いますが、北は北海道から南は九州に至るまで実は日本各地にサファリパークは点在しています。

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今回はその中で自宅から近い群馬サファリパークに行ってみたレポート。私達は自家用車で回りましたので、同じように考えている方のご参考になれば幸いです。

アクセス

群馬サファリパーク群馬県の南西部、富岡市にあります。最寄りは上信越道富岡IC。ICからは5kmほどの好立地にあります。

 鉄道だと新幹線の高崎駅からタクシーで約40分、私鉄を乗り継いだ最寄り駅は上州富岡駅で、そこからはタクシーで約15分ほどです。ちょっと鉄道でのアクセスは面倒ですね。

周辺は世界遺産になった富岡製糸場や、B級スポットとして有名なこんにゃくパークなど意外に(失礼)観光地になっていますので、一日過ごすことができると思います。

入園方法:何で周るか問題

 群馬サファリパークは前述の通り、動物たちが放たれている巨大な放飼場の中に乗り物で乗り込んでいくスタイルの動物園です。以下の園内マップの『サファリエリア』がメインのエリアになります。

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群馬サファリパーク公式HP『パークガイド』より引用 https://www.safari.co.jp/park/

当然ですが生身の人間が歩いて入ることはできず、何らかの乗り物に乗って移動しながら見学をする形になります。

入園する方法は3パターン。

1.ガイド付きのツアーバスに乗る

これがCMなどで見る一番わかり易い入園方法かと思います。いくつかコースがありますが、バスから直接動物にエサを上げることができたり、飼育体験バスと言ってエサ作りから始まり、普通は入れない獣舎内の見学などができるものもあります。

2.レインジャーツアーに参加する

こちらはパジェロなどのオフロードカーに乗って道なき道を行く、貸切タイプのツアーです。経験豊富なガイド兼ドライバーの案内付き。

3.マイカーで突撃する

イカーで中に入ることができます。周囲に気を使わず、時間制限などもないためゆっくりと見学することができます。

ただひとつ問題もあって…当然ですが動物が相手ですので車を傷つけられても文句は言えないということです。

ちょっと前に東北サファリパークのこんなツイートが話題になっていましたね。

 これはマイカーで行ったらちょっとまずいよナァ…。

 

と思っていたのですが、どうも調べてみると群馬サファリパークでは車が傷つくようなことは殆どないらしく。というのも東北サファリパークと違って、マイカーからの餌やりは禁止になっているので、動物たちも寄ってこないんですね。もちろん絶対はありませんが、基本的には心配はいらないようです。

イカーだと金額的にも安いですし、時間制限もなし、何周回っても構わないということだったので、ゆっくり回りたかった私達はマイカーを選択したのでした。

 

入園

というわけで早速入園です。

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入口からB級感が漂ってきて好きになりそう。

入園料は大人一人2,700円。ですがコンビニで前売り券を買えば一人2,200円になります。その他に駐車料金と、マイカーで入る場合には解説・緊急放送用のガイドラジオが必須になりそれぞれ500円/台です。

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ガイドラジオ。GPSで現在位置を把握して、その場にいる動物を解説してくれます。(めちゃくちゃGPSがずれてぜんぜん違うところの解説をしたりもしてましたけどね…。)

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ゲートをくぐって早速入園です。入退園口や、エリアの分かれ目にはこうした2重ゲートがあって、同時に開かないように操作されています。

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草食動物エリア

入って最初のエリアはアフリカゾーン。サイやシマウマ、キリンと行ったおなじみのアフリカに住む草食動物がいるエリアです。

君、デカくない???車ぐらいあんじゃん。

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いきなりミナミシロサイがお出迎えです。

そんでもって近くない???(gif)

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全然攻撃的な姿勢はないんですが、うっかりぶつかったりしたら余裕で車に穴があきそうな立派なツノにまあまあの恐怖を感じます。

こちらはウシ科のエランド。モンスターエナジーみたいな模様がイカしています。

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このエリアの動物はみなおっとりしているものの、これだけ近くで見るとやはり恐怖を感じますね。大迫力です。

こちらは一匹かと思ったら二匹だったチャップマンシマウマ。(gif)

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動物たちは基本、車には慣れっこなので全く恐れません。縦横無尽に歩き回っています。

ミラー越しに巨体が迫りくる恐怖、しっぽがあたった…。(gif)

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ときには進路を塞がれることもありますが、人の家に上がり込んでおいて文句は言えませんので、気長に待つことが大切です。(本当にどうしようもないときはスタッフさんがジープで助けに来てくれます。)

 

ウォーキングサファリゾーンでライオンに餌やり

少し先まで進むと中休み、車から降りて歩いて見学できるウォーキングサファリゾーンがあります。駐車場があまり多くなく、昼近くになると満車になって入れないこともあるようなので、朝訪れるのがおすすめです。

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ウォーキングサファリゾーンはいわゆる普通に歩いて回る動物園のようなイメージで様々な動物が展示されていますが、ここでの目的は餌やりです。

何箇所か動物のエサが販売されていて自分の手であげることができます。令和3年にもなって善意だけで成り立っている集金箱です。

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500円玉入れてる人もいたんですが、大量に買ったのかあるいは400円お釣りを探して持っていったのか、群馬はすごいところです。

この人参はマーラのごはん。かわいいんじゃ。

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鹿せんべいもあります。(gif)

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そして他ではなかなか体験できないライオンの餌やり!(gif)

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かわいいんじゃ…。完全に猫ですね。

ウォーキングサファリゾーンだけで1000円ぐらい課金してしまいましたが大満足です。

 

猛獣ゾーンへ

ウォーキングサファリゾーンを抜けると続いては猛獣ゾーンです。

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「ドアをロックし、窓を完全に締めてください。エリア内では絶対に外に出ないでください…。」ガイドラジオから繰り返しアナウンスが流れます。過去には車外に出た人が動物に襲われて亡くなる事故も発生していますので、必ずルールを守るようにしましょう。

最初に出会ったのはホワイトタイガー。君も完全に猫だな…。

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大型のネコ科の大きな手、たまりません。

しっぽ…。

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ホワイトタイガー、やっぱり見ていてワクワクするものはありますが、複雑な心境を抱いてしまいます。ホワイトタイガーはベンガルトラの白変種ですが、その希少性と人気から近親交配が繰り返され、結果として障害を持つ個体も多くなっています。人間のエゴでそうした動物が生まれていることも考えなければなりませんね。

www.asahi.com

続いてはライオンのエリア。

敷地が広大なのでなかなか見つかりません、一体どこに…。

 

いっぱいいるな。すげぇいっぱいいるな。(gif)

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なんならちょっと道路にはみ出して寝てるやついるな。

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無防備だ…。ライオンのような大型の肉食動物、食物連鎖の上位に位置する動物は外敵がいないため、一日のほとんど(15時間ほどと言われている)を寝て過ごしています。いいなあそんな生活…。

ちなみにキリンやシマウマなどの肉食動物は、常に外敵を警戒する必要があることから、睡眠時間は3時間程度と非常に短いようです。ショートスリーパーだ。明石家さんまと同じですね。

ちょっと遠くて写せなかったんですが、まだ柴犬ぐらいの大きさの子ライオンもいてかわいかったですよ。みんな寝てる中大はしゃぎしてちょっと邪険に扱われていました。社会だ。

 

もう一周できちゃう

ぐるっと一周してくると、最初のアフリカエリアに戻ってきますが、自家用車の場合はここでもう一週してもかまいません。というか何周しても構いません。

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またバスツアーなどではウォーキングサファリエリアの滞在時間が決まっていますが、マイカーの場合は自由に組み立てることができるので、ずっとウォーキングサファリに留まっていても構いません。この自由度の高さがいいところですね。

初めて来たときはバスツアーに参加してガイドさんから知識を得て、2回目以降はマイカーというのも良いかもしれませんね。

 

結局車は無事だったのか?

まったくもって無傷でした。「(お客様からご報告があったものしか把握できないが)車に傷がつくようなことは年に1度あるかないか」というレベルだそうです。私もシマウマのしっぽがかすったぐらいでしょうかね。

動物の方から近づいてくることはほとんどありませんので、基本的にはマイカーで行っても特に問題はないと思われます。繰り返しになりますが、相手は野生動物ですので事故が発生しても特に保証はありません。入口でも同様のことを伝えられました。その点は覚悟して入園しましょう。

 

総括

いや正直入園料高いな!と思っていましたが、帰る頃にはそんな事すっかり忘れるぐらい満足した体験でした。やはり、車の直ぐそばに野生の動物がいるというのは迫力がすごいですね。

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お子さんがいたりしたら大興奮だと思います。サファリエリア以外にも、鳥類・ペンギン・レッサーパンダなどがいるバードパーク、B級感たっぷりのミニ遊園地など、"そういうのが好き"な人にはたまらない施設になっています。

東京からも日帰りで行ける距離ですし、ぜひ一度訪れてみてください。

次は富士サファリパークにも行ってみようかな~。

 

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【SAAS FEE30+5】MILLETの定番登山用ザックを買いましたので早速レビュー

MILLETが出しているド定番の登山用ザック、SAAS FEE(サース・フェー)30+5を買いました。日帰り・小屋泊サイズのザックとして、初心者からベテランまで愛されているザックです。

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何度か山でも使ってみましたので、今回はザックの機能面等をレビューしたいと思います。『ファーストクラスの背負い心地』とMILLETが自称するだけあって、素晴らしい製品です。

購入経緯

もともと登山用のザックには、ホグロフスのKRIOS28を使っていました。登山を始めた当初、あまり知識もなく見た目や価格で選んだのですが、だんだんと自分の使い方にはあっていないかなと思い始めました。

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というのもこのザックはかなり軽量化を意識したザックで、実際にザック自体の重量は軽いのですが、それと引き換えにある程度快適性というものが削られています。

ショルダーベルトやウエストベルトなどはかなり薄く、クッション性は乏しいものでした。

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もちろんこれは製品が悪いわけではなく、こういった軽さ重視のザックは、快適性を犠牲にしてでもそれを体力でカバーすることができるような、ある程度中級者以上に向けて作られていることが多いものです。つまり私にはまだ早かったってことですね。

 

こうして次のザック選びが始まり、片っ端からいろいろなザックを背負ってみて見えてきたのがミレーのSAAS FEEでした。

後述しますがこのザックはKRIOSとは真逆で、快適性をかなり重視したモデルです。

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買ってしまおうかな~と悩んでいるところにamazonブラックフライデーが開催しており、定価(21,450円)の半額ほどになっていましたので飛びついて購入に至りました。11,825円で購入。かなりお得な買い物でした。

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レビュー

それから何度か山や旅行で使ってみましたので、感想をまとめてみます。

外見

危険な遊びのお供ですから機能性が第一ですが、同時に趣味の道具でもあるので見た目も大事です。見た目が気に入らない道具はあまり使う気になれません。

今回は黄色…じゃなかった、ゴールドクミンという色をチョイスしました。クミンてあのスパイスのクミン?

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シンプルな黄色よりはちょっとくすんだ、日本語で言うところの辛子色に近いような色で買うなら絶対にこのカラーと決めていたものでした。ちょっと汚れが目立つ気がしないでもないですが、味と捉えて付き合っていきましょう。

シルエットはかなり薄く縦長です。

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KRIOS28は割と横に広く、厚みもあるザックだったのでかなり印象が変わりました、シュッとしています。薄く、体に重心が近いほうが重さは感じづらいですので、こういう設計が今の流行りのようですね。ただし、当然荷室も細長くなりますので、使いやすさとはトレードオフです。

そしてこのザックの特徴は圧倒的な背負心地ですが、それを支える背面のパッドや、自立するほど厚いウエストベルト等、背負い面は見た目からかなりしっかりしている印象です。どこまでもズンガズンガと歩いていけそうな気持ちになります。気持ちだけは。

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収納や機能など

では順番に細部も見ていきたいと思います。

雨蓋にはベルトループが付いていますので、細引きなどを通してバンジーコードとして使う事が可能です。

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収納が多いのもこのザックの特徴で、雨蓋にも2つポケットがあります。

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下のポケットにはレインカバーが収納されていますが、容量的にはまだまだ余裕で、レインカバーぐらいの大きさであればもう2つぐらい入りそうです。上のポケットはあまり余裕がなく、軽めの財布やスマホが収納できるぐらいの容量。

またこの雨蓋の特徴として上方向に拡張(!)させることができます。

雨蓋の付け根部分はこのようにスライドして伸ばすことができるストラップになっています。

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この部分を引き伸ばして・・・。

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例えばこのようにヘルメットぐらいの大きさのものでしたら、ポンとおいたものをまるごと覆いかぶさる事ができます。

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これがまさに商品名の30(リットル)+5(リットル)の+5に当たる部分なんですね。防寒着を脱いだときなどに便利に使えそうです。

ちなみに各ジップの引き手ですが、手袋をしていても引掛けやすいように工夫がされています。雪山でも使いやすいですね。指を突っ込んで開けられるので楽ちんです。

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続いて正面ですがこちらもコードを通すことができるループ付きです。

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また両サイドにポールホルダーがついているので、トレッキングポールやピッケルなどを固定することが可能になっています。

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ホルダーはゴム製で長さも調整できるので、ある程度太物でも大丈夫です。

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このザックは2気室になっていて、上は雨蓋を開けてアクセスしますが、下の部分は外側からチャックを開けて中身を出すことができます。

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エマージェンシーキットやレインウェア等、すぐに取り出したいものを入れて置けるのが便利です。泊まりを伴う行程の際には洗濯物など汚れ物を隔離しておくのにもいいかもしれませんね。

サイドですが、背負って左手側のサイドにはジッパー収納があります。

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正直ここの使い方はいまいちわかりません。背負っていると相当体が柔らかくないと開けられない位置ですので、地図などをさっと取り出すということも難しく…使いこなせていません。この収納があるため、サイドポケットはかなり短く作られていて、飲み物等を入れるのは難しいです。

反対のサイドは深めのポケットです。普段はサーマレストもどきを挿しています。

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イージーアクセスと言って、ポケットの下側(ウエストベルトの付け根)にも穴が空いているのですが、ちょうどコンプレッションベルトと被っているのでこちらもうまく活用できていません。コンプレッションベルトと締めていなければペットボトルぐらいの大きさであれば下からシュッと入れる事ができます。

背負い心地の要、背面パネルとベルト

続いてはザックでもっとも重要な背負い心地、これに大きな影響をする背面部分です。背面は殆どの部分がメッシュになっているのがわかるでしょうか。MILLETのロゴが透けている部分が荷室の部分で、その部分に直接背中が当たらないようにメッシュ素材になっています。

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背中は人間のラジエーターと呼ばれるほど発汗量が多く、ここをうまく冷やすことができないと熱中症などのリスクが高まります。メッシュにすることで風通りを良くし、冷却効果を高めています。

写真だと分かりづらいですが、5cmぐらい浮いている構造です。

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そしてこのかなり厚いショルダーベルト、クッション性が高く体への負担が少ない作りになっています。

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エストベルトもこの通り。上のホグロフスKRIOSと比較してみると、両者の考え方の違いがよくわかります。

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パッドがしっかり入っているので、ベルトを締めると自立します。「ザックは腰で背負う」とよく言われますが、このザックはまさにそれを体現したようなザックですね。肩にはあまり荷重をかけず、腰で支える設計です。

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ちなみにこのウエストベルト、収納も結構充実していて両サイドにポケットがあります。右手側のポケットはスマホサイズ。ただ実際に背負っているときは体の形に合わせて湾曲していますので、スマホのような硬いものは難しいかもしれません。

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ゼリー飲料などの補給食を入れておくというのが想定される使い方です。

左手側のポケットには拡張機能までついています。ベルクロをベリっと外すと…。

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このようにかなり大きい収納ポケットが現れます。テレビのリモコンが2,3個はいる大きさです。山でもテレビが見れますね。

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あるいは少年野球の審判を頼まれたときに予備のボールを入れておいてもいいかもしれません。

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そして肝心の背負心地ですが、個人的にはかなりフィットしていて快適です。重心位置が比較的高く、体に近いので荷物に振り回されるような感覚がありません。またパッド類が分厚いため、以前のように山行後半に腰がベルトで痛くなるようなこともありません。

「ファーストクラスの背負い心地」という二つ名は伊達じゃないですね。

 

総括

定番とされているだけあって、全ての項目において優秀な優等生という感じのザックでした。収納も多く、背負い心地も抜群。文句の付け所がないですね。

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唯一気になる点といえば重量かもしれませんが、これがネックになるようなハイレベルの登山を私は今の所やっていませんので特に気になりません。また体力や技術がついてきたら、考え方が変わってくるかもしれません。

私のような初級者には間違いがない、特におすすめの選択肢だと思いました。これから一緒にいろんな山に登っていこうと思います。

 

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インターコンチネンタル東京ベイ宿泊記②クラブフロア特典 <クラブインターコンチネンタルフロア・ジュニアスイートルーム>

インターコンチネンタル東京ベイ宿泊記の後編です。客室は①前編で紹介しておりますので、ぜひそちらから御覧ください。

yosk-nkjm.hatenablog.comさて、後編はクラブインターコンチネンタルフロア宿泊者の特典の紹介と、お部屋からの夜景についてお話したいと思います。

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クラブインターコンチネンタルフロア宿泊者特典

このホテルの最上級フロアに当たるクラブインターコンチネンタルフロアの宿泊者には特典が用意されています。(※新型コロナウイルスの感染拡大に伴う措置としていくつかの特典が変更になっていますので、宿泊の際にはホテルのHP等をご確認ください。)

1.専用クラブラウンジでのチェックイン・チェックアウト

一階のフロントではなく、専用のラウンジでチェックイン/アウトを行うことができます。混雑したフロントに突っ立って並ぶ必要はなく、席にかけてゆっくりと対応していただけます。

2.専用クラブラウンジでの朝食、アフタヌーンティー、クラブディナー、ドリンクサービス

クラブフロア宿泊者専用のラウンジでは、時間帯によってビュッフェ形式で食事が用意されており、自由に利用することができます。アフタヌーンティーやドリンクなどを楽しむこともできます。

つまり基本的に食事はすべて料金に含まれている形になります。ただ、ビュッフェ形式の簡単な料理が多いので、こだわりのある方はホテル内の別のレストランなどを予約されたほうがよいかもしれませんね。

 

アフタヌーンティー

というわけでホテルについて程なくして、アフタヌーンティーを頂くことにしました。通常はクラブラウンジでの提供となるのですが、宿泊した際は新型コロナウイルス感染拡大防止の取り組みとして、客室での提供となっていました。

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スイーツに関してはワンプレートでの提供ということでしたが、提供時間内であれば追加の注文も自由にできるとのことです。ドリンクも同様で、最初のお持ちいただくものはお伝えしましたが、それ以降にも追加の注文をすることができました。

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こちらがワンプレートメニュー。「お好きなものを、お好きなだけご注文いただけますのでお気軽に」とお声がけ頂き、スタッフの方は去って行きました。そう言われると無限に注文しないとそんな気がしてきます。貧すれば鈍す

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紅茶も持ってきていただきました。港を見ながらいただきます。どれもとても美味しかったです。

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クラブディナー

夜が更けてからは専用のクラブラウンジで夕食をいただくことができます。

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宿泊した日はかなり空いていましたので、ゆっくりと過ごすことができました。

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落ち着いた照明の静かな空間です。

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窓の外は日の出桟橋、奥にレインボーブリッジも見えますね。窓際の席が良ければ早めの時間帯に伺ったほうが良いと思います。

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食事やドリンクはセルフのビュッフェスタイルです。種類はそれほど多くはありませんが、必要なものは揃っている印象。

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アルコール類もかなり充実しています。好きに作って持っていってね、というスタイルなので強さも好みに調整できて嬉しいポイントです。この他ワインやシャンパンなどもフリーフローです。

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お食事はアルコールのお隣のコーナーから、好きなようにプレートに盛ってきます。ツマミ的なものからサラダ、スープ、ご飯物など一通りは揃っています。

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ビールを飲みながらひたすらつまみを食べているのもよし、サラダをガッツリ食べる日にしても良いですし、ワインとチョコでゆっくり過ごすのもまたアリです。

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遠慮なく色々と頂いて満腹になったらお部屋に戻りましょう。

 

夜の客室

ラウンジでのお食事中にターンダウンをお願いしておりましたが、きちんと行ってくれたようです。

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窓の外はすっかり真っ暗になっています。

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こちらは晴海方面。東京海洋大学の実習船が停泊しています。左手の豊海水産埠頭は車乗りの間で撮影スポットとしても人気のところです。奥に小さく見えるのはお台場の観覧車かな?

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こちらは勝鬨方面ですが、ひときわ輝いている橋はつい数年前に開通した築地大橋です。

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豊洲市場の開業に合わせて環状2号線が延伸したことで作られた橋です。(豊洲市場見学の記事はこちら大人の社会科見学『豊洲市場』でマグロの競り見学 - 週末どうする?

築地移転のときには、大量のターレがここを爆走する写真が話題になりましたね。(動画40秒頃~)

お酒を飲みながら竹芝ふ頭をぼんやり眺めていると、東海汽船のもう一つの大型客船、さるびあ丸(白と青の船)が入港してきました。2020年就航の新造船です。

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またすぐに出発するようで、荷物の積み下ろしが慌ただしく行われています。客船ではありますが、島しょ部の住民にとっては物流の要でもあり、毎日多くの貨物も運搬されています。

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程なくしてまたさるびあ丸は伊豆諸島に向けて出発していきました。大型の客船ですが、バウスラスターという真横向きのスクリューが装備されていることで、普通の船ではできない横移動ができるようになっています。これによって接岸、離岸の時間が大幅に短くなるようです。(gif13秒)

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港に立地するだけあって、様々な船が行き交う窓の景色は本当に見ていて飽きません。滞在中ずっと窓際にいて景色を眺めていました。

 

総括

朝です。楽しいときは一瞬ですね。

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名残惜しいので最後にもう一度このビューバスを堪能しておきます。

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今回はじめて滞在したインターコンチネンタル東京ベイのジュニアスイートルーム、とても素晴らしいものでした。やっぱり二面採光の角部屋は良いですね。気持ち的にも明るくなりますし、いろんな景色を眺めることができます。

ホテルスタッフの皆様も感じがよく、付かず離れずの温度感がちょうど良い接客で気持ちの良い滞在ができました。

私が宿泊した日は一人2.2万円ほどでしたが、朝夕食付きのこのお部屋でその価格なら悪くない、むしろ安いぐらいかなと思いました。またぜひ訪れたいホテルの一つです。

 

以下に関連の高級ホテル宿泊記があります。

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インターコンチネンタル東京ベイ宿泊記①客室編 <クラブインターコンチネンタルフロア・ジュニアスイートルーム>

東京都港区といえば、ハイソサエティなセレブが住むエリアと言う印象ですが、今回はその港区のベイエリア(正確にはリバーサイドエリア?)にある高級ホテル、インターコンチネンタル東京ベイの宿泊記です。

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竹芝埠頭・日の出埠頭に挟まれた場所に位置し、レインボーブリッジや豊洲の高層マンション群が目の前に広がる好立地。特に夜景は素晴らしいものでした。

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今回はこのホテルのクラブフロア、クラブインターコンチネンタルの角部屋であるジュニアスイートルームに宿泊です。そこそこお手頃な値段でクラブフロア特典が使え、2面採光の明るい部屋からベイエリアを眺めることができます。

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ビューバス付きの明るいウェットエリアは入った瞬間にテンションが上ります。今回もとても楽しい宿泊でした。それでは見ていきましょう。

 アクセス

インターコンチネンタル東京ベイは東京都港区の海岸に位置しています。鉄道の最寄り駅はゆりかもめ竹芝駅。降りて徒歩1,2分ほどです。

 竹芝には数えるほどしか来たことがないですが、前に来たのは大学4年生の春。ホテルの真向かいにある某重工メーカーの面接に来たのが最後です。ガッツリ落ちました。

車の場合は首都高都心環状線芝公園かもしくは汐留口が最寄りになります。

このあたりは一方通行の道も多く分かりづらいので一度ルートを確認しておいたほうが良いかもしれません。ガッツリ迷いました。迷ったというかそこにあるのはわかるんだけど、Uターン禁止だったり一方通行だったりなかなかたどり着くのが難しかった。

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 そんなこんなでようやく到着しました。ホテルの地下に駐車場もあります(一般共用)。ちなみに駐車場代は宿泊者料金で一泊3,000円です。3,000円!?!?私の自宅周辺の月極駐車場なら一月借りられますね…。

 

チェックイン

駐車場からは直結でフロント階に出られますが、こちらは外から来た場合のメインエントランス。

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入口からかなり大人びた雰囲気です。ほとんど人がいない日に宿泊したのもあるかもしれませんが、かなり静かで落ち着いた雰囲気でした。

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一階にはレストランやラウンジなどもあります。天井高ーい!照明の数が多すぎて切れたときに変えるのがめんどくさそう!

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クラブフロア宿泊者は普段はクラブラウンジでチェックインできるものと思いますが、現在は一階フロントでチェックインとなりました。

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総客室数の割にカウンターが3つほどしかありませんでしたので、タイミングによっては行列になるかもしれません。

 

客室:ジュニアスイートルーム

チェックインを済ませ、客室に向かいます。一階エレベーターホールに世界一背もたれの長いソファーがありました。小柄な人の背丈ぐらいあります。

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バブリーなエレベーター。

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上級フロアに当たるクラブインターコンチネンタルフロア、エグゼクティブフロアへのボタンはロックが掛かっていて、同フロアの宿泊者のカードキーをかざさないと押すことができません。

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誰かを部屋に残してちょっとコンビニに行ってくる、なんてときに鍵を忘れると、下に降りることはできても帰ることができませんので注意が必要です。

さて、ジュニアスイートルームは角部屋ですのでだいぶ廊下を進んだ突き当りにあります。ビル群の夜景?のようなカーペットがかわいい。

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開業は95年と既に25年以上経っているホテルなのですが、ここ数年で客室内含めてリニューアルを進めているようで、カーペットやクロスに古さは全く感じませんでした。

 

さて、入る前にお部屋の説明をかんたんにしておきますと、今回のジュニアスイートルームですが、各フロアに1部屋しかありません。角部屋で勝鬨・月島方面とベイブリッジ方面を見られる贅沢なお部屋です。

このホテルは部屋とは別にフロアごとに下からレギュラー、デラックス、エグゼクティブ、クラブインターコンチネンタルフロアと4カテゴリーに分けられています。基本的にどのフロアにも同じ客室タイプが用意されていますが、内装の豪華さであったりアメニティの充実度が変わってきます。

今回宿泊したクラブインターコンチネンタルフロアは、それらに加えてクラブ特典として、クラブラウンジでのお食事や専用ラウンジでのチェックイン、アフタヌーンティーなどのサービスが付帯するのが特徴です。

その分価格も上がってきますが、素泊まりプランだとしてもラウンジでの2食+アフタヌーンティーはついてきますので、下手すると下位フロアの食事付きプランより安かったりすることもあります。ただラウンジでのお食事はそこまで豪華なものでもないので、こだわりがある場合はレストランを別で取ったほうが良いかもしれません。

 居室

というわけで、今回は最上級フロアの角部屋となっております!大奮発!早速お部屋に入ってみましょう。

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ドアを開けると正面には大きな姿見。右側のドアがウエットエリア、奥が居室になっています。総面積は52平米です。

まずは居室から。大きな窓が2つ。正面が勝鬨月島方面。右手が豊洲~レインボーブリッジ方面の窓です。明るい!

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 ベッドは200×200のワイドキングサイズ。どこまで寝返りしてもベッドが続いているので思わず笑ってしまうぐらいでかいです。

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窓に向かったライティングデスクもあります。これは仕事も捗るわ、と思いましたがこのホテルに来てまで仕事をしたくないですね。

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簡単なステーショナリーも用意されています。ステイ先や船旅から手紙を送る文化、かっこいいとは思いつつも送る相手が居らず…。

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窓の外はこの景色です。素晴らしいな~。残念ながらテラスに出ることはできませんが、それでも開放感があって良い景色です。

左手手前が豊海水産埠頭。その奥に晴海や豊洲の高層マンション群が並びます。右手にはレインボーブリッジ。

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奥側の窓には二人がけのソファーがあります。せっかくの景色なので外側を向いててもいいのでは…?という気がしないでもありません。

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こちらは眼下に竹芝埠頭を見る事ができます。鮮やかな黄色の船は東海汽船の橘丸。伊豆諸島との定期便です。夏休みの時期などは満席になり、それでも乗りたいという人のためにデッキを開放して「外寝」をしてもらうこともあるほどの人気路線です。

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その手前の小さな船はジェット船のセブンアイランド友ですね。船体を浮かし、「水中翼」を使って翼走という航行方法を取る独特な船です。そのスピードは凄まじく時速約80km/hに達します。大型船で6時間かけて到着する大島まで、1時間45分で到着する高速船です。竹芝ふ頭は頻繁に船の発着があるので、それをずっと見ているのが楽しかったですね。

このあと夜景の写真も出ますのでお楽しみに。

 

さて部屋の中に話を戻して振り返ってみるとこんな感じ。f:id:yosk_nkjm:20210303162101j:plain

ベッドサイドにはJBL Horizonがありました。Bluetoothで好きな音楽をかけることができます。適当にピアノクラシックなんかを流しておくだけで雰囲気が良くなるのでこれはとってもよかった。家にも欲しいぐらいです。

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反対側は客室電話。最近このタイプの電話多いですね。コンシェルジュに電話をすると、客室番号でもちろん把握しているのでしょうけれど名乗る前に「はい、〇〇様お待たせいたしました」と言われてビビります。

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こちらはテレビボード。テレビはちょっと、いやだいぶ小さいかな…。

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左下の棚から開けてみましょう。ホテルに付いたらまず片っ端から棚の中身を開けるのが趣味です。

お菓子と茶器、ミニバーがありました。ちなみにこのポッキー、いくらすると思います?

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正解は一つ500円。思わず唸ってしまいます。お菓子と右のアルコール類は有料、ティーバッグは無料です。特にクラブフロアみたいな部屋だと、こういうのが全部無料だったりすることがあるので、欲に任せて片っ端から開けていくと大変なことになります。

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そして高級ホテルでは特に傾向が顕著ですが、「これはお金がかかります、これは無料です。」みたいなことを明示するのがややさもしいと捉えられているのか、あんまりはっきり説明されていないことが多いですね。というか、たかだか500円なんて気にしないという人が泊まるのが本来の姿なのかもしれません。私にはまだ早かった。

その下の段はグラス類です。何もリクエストせずともワイングラスが用意されていると、おっ、いいとこ来たな~といい気分になります。

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お隣の棚は冷蔵庫。バランス良く取り揃えられています。チューハイは一缶750円!

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居室内を荒らし終えたあとはウエットエリアです。このお部屋、居室内は割とシンプルですがウエットエリアがとにかく売りです。

ウェットエリア

ドアを開けるとドーン!とビューバスが迎えてくれます。

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これは素晴らしいですよ…。時間帯によっても景色が変わって、一日中風呂に入っていたくなります。それはないか。

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ちなみにちゃんとお湯をためてお風呂に入ろうとするとガン曇りするというおちゃめなところもあります。まあこのとき冬だったからね、しょうがないね。

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そしてこの余裕の2ベイシン。大きな鏡が外の景色を移して開放感を演出しています。

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アメニティの類いはインターコンチネンタルおなじみのアグラリア。

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あと「BGM」と書かれたボリュームスイッチがあります。何の?どういうこと?

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ウェットエリア入って左手はお風呂、反対側の右手はトイレになっています。こじんまり。

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こんなに広いならトイレにドアの一つもつけられたろうにどうして…。誰かがオフロに入っているときはトイレが使えません。視線的に見られることはないので豪胆な人なら使うことができなくてもないです。

ともかくウェットエリアが広大で、ラジオ体操ぐらいなら余裕でできそうです。正直居室に入ったときに「これ52平米…?」とちょっと狭く感じたのですがこっちに面積を割いているんですね。かなり割り切った間取りで僕は好きです。ユニットバスで体小さくしてお風呂に入るよりよほどいい。

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夜もまたいい雰囲気になります。

 

後編へ続く

とここまでが客室の紹介になります。

長くなってしまったので、前後編に分け、後編ではクラブインターコンチネンタルフロア宿泊者特典のアフタヌーンティー、クラブラウンジ、夜の客室からの景色等をご紹介したいと思います。

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後編はこちら

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【南房総】ホテル&リゾーツ南房総:フォレストスイート宿泊記 磯遊びに最適な岬のホテル!

 

千葉県は房総半島の中でもかなり南方に位置するここは、南房総市大房(たいぶさ)岬です。

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 浦賀水道に突き出した2kmほど突き出したこの小さな岬は国定の自然公園に指定されています。

美しい海と森があり、多数の海水浴場やハイキングコースが設置され、漁港も多いことから周辺は南房総市の中心的観光地となっています。

今回はそんな自然公園に隣接するリゾートホテル、『ホテル&リゾーツ南房総』の宿泊記です。お子さんを連れた山遊び・磯遊びの拠点等に使うホテルとしておすすめです。

 

 

アクセス

地図で見る限りかなりの僻地にありそうなこの大房岬ですが、車でのアクセスは意外に良好です。岬の近くに館山自動車道の富浦ICがあるため、高速を降りてから10分ほどでホテルに到着します。

アクアラインを通れば都心からでも2時間ほどで到着できるでしょう。いま、下のルートを作ってみましたが本当に近くてちょっとびっくりしました。

 電車はJR内房線富浦駅が最寄りですが、距離は4kmほどあり、また自転車だと登れないくらいの急坂を通りますので重い荷物を持って歩くのは難しいと思います。

チェックイン/アウトの時間はホテルが無料の送迎バスを出してくれますし、タクシーでも2000円かからないぐらいですので人数が多ければタクシーで行くのが楽かもしれません。富浦駅にタクシーが待っているかは、ちょっと賭けな気もしますが…。

 

 

ホテル&リゾーツ南房総

本当に合っているのか心配になるような山道を進むと終点が今回のホテル。『ホテル&リゾーツ南房総』です。あまり聞き慣れないホテルですが、数年前までここは『南房総ロイヤルホテル』としてダイワロイヤルホテルズの名前で運営をしていました。

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ダイワロイヤルホテルは北は北海道から南は沖縄に至るまで、全国チェーンを持つダイワグループのファミリー向けホテルブランドですが、数年前からリブランドを図っており、地域の特性ごとにリゾート系、シティ系などコンセプトを分けてホテルのリニューアル進めています。

この旧富浦ロイヤルホテルも例外ではなく、ホテル&リゾーツ南房総として数年前に生まれ変わりました。ホテル自体は30年ほど前の開業で、フロントロビーから既に若干バブリーな香りが漂ってきます。

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フロントまわりも5年ほど前まではもう少し殺風景だったのですが、ちょっとおしゃれに生まれ変わりました。

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フロントは4ブースですが、5階建てで総客室が200室ほどの中規模のホテルなので、ピークタイムを外せばそこまで混雑することはありません。

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一階には他にラウンジ、売店(ショップと言うより売店という言葉がふさわしい雰囲気)、またブライダルサロンなどもあります。ホテルの裏手にはチャペルもあり、結婚式を挙げることができます。

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ロビーからは海が見渡せ、特に夕方は海に沈んでいく夕日を見ることができます。

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それではロビーを一回りしたところで客室に向かいましょう。

 

客室:フォレストスイート

今回の客室はフォレストスイート、残念ながら海とは逆側ですが、2部屋に別れている和室タイプのかなり広めなスイートルームです。72平米と一般客室の倍ぐらいの面積になっています。

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このホテルの注意点ですが、現在フロアごとにリニューアルを進めている途中で、リニューアル前のフロアはかなり年季の入った客室になっています。ホテル自体は30年も前の建物なので当然といえば当然です。

正直、同じ値段でリニューアル前の部屋をアテンドされるとがっかりしてしまうこともあるので、事前にリクエストするか、あるいはすでにリニューアル済みのスイートルームを選ぶのが良いかと思います。

それではフォレストスイートルームに入ってみましょう。

完全に家みたいな構造です。ちょっといいマンションに住んで友達に実家に行ったときみたい。

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 手前側の部屋は畳敷きで、お休みのときはここに布団を敷いてもらいます。定員は6名です。

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 眺望は見事な駐車場ビュー。

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奥側の部屋はフローリングのツインベッドルームになっていて、障子戸で区切ることが可能です。

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ベッドルームはすべて間接照明でまとめられて非常に落ち着いた雰囲気。

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ベッドルームにもちいちゃいテレビ付き。

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 一旦部屋からでて廊下に戻ります。廊下には冷蔵庫とケトルなどが設置されています。一応リゾートホテルとはいえど幼い子供がいる若い家族あたりがターゲットのファミリーホテルなので、豪華さはありません。でもその分価格はリーズナブル。

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冷蔵庫は空。コンビニで買い込んできた缶ビールを詰め込むためのスペースです。

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廊下の先はウエットエリアとなっています。脱衣所が広くて良い!それに鏡が大きいと朝喧嘩にならなくて良いですね。

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アメニティボックス。通常の客室とは多少差別化されています。

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悪い子が使う歯ブラシはありませんので、ご持参ください。

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一般客室にないアメニティとしてはミラ・ショーンとシー・オー・ビゲロウのアメニティセットが用意されています。ミラ・ショーンって化粧品とか出してるんですね。

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お風呂は洗い場付きです。浴槽もかなり広くしっかり足を伸ばして入れる広さでした。レインシャワーも付いています。

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ホテルには大浴場もありますが、下まで降りるのが面倒なとき洗い場付きのバスが部屋にあるとやっぱりいいですね。清潔感も高くてウェットエリアはかなり高評価です。

では客室の中を散々荒らしたあとは、ホテルを出て自然公園を探索です。

 

大房岬自然公園で磯遊び

上述したとおりこのホテルは自然公園と隣接、というか取り囲まれるような形で建っており、歩いてすぐ自然公園内を散策できます。

夏の大房岬の写真を探していたら5年前に友人たちと遊びに行った時の写真が出てきました。みんな若い…。

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ホテルの駐車場から公園内へつながる通路があるので、そちらに向かっていきます。なお、自然公園なので当然ですが虫や動物はよく出ますし、岬という地形も合ってかなり高低差が激しい為体力を使います。公園内に売店などはありませんので、必要なものは揃えてから向かいましょう。

公園内は基本は森ですが、開けた芝生の広場がいくつもあり、ボール遊びをしたりするのには最高の場所です。自然公園事務所が管理するキャンプ場もあります。

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小川でカニを見つけました。≧[゚ ゚]≦

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もちろん海に出ることもできます。(帰りのことが思いやられる階段を降りていく必要があります。)

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残念ながら公園内は遊泳禁止となっていますので、本格的に泳ぐことはできませんが足をつけるぐらいは咎められないでしょう。ちなみに海水浴場はホテルから車で5分10分走ればたくさんあります。

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大房岬を構成する主な地層は鏡ヶ浦層で、一千万年前に海底に堆積した地層が隆起してできた場所です。そこかしこで地層や露頭が確認でき、独特な地形を生んでいます。

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潮溜まりになっているところにはカニや小魚がたくさんいて、子供から大人まで熱中して探している光景をよく見ます。というか大人の方が夢中になっている事が多いです。

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こどもから大人まで夢中になれる大房岬は、嫌なことを全部忘れてリフレッシュするのに最高の場所なのです。

たくさん遊んで疲れたらホテルに帰って大浴場にでも行きましょう。

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総括

家族の仕事の関係でダイワロイヤルホテルとは縁が深く、実家から近いのもあっておそらく10回以上宿泊しているこのホテルですが、来ると必ず大房岬自然公園に散策に行きます。

ただ歩いているだけで楽しいし、なによりホテルがすぐそこなので「帰りは車か…」みたいなことを考えなくていいのが嬉しい所。立地が最大の魅力ですね。特にお子さんがいたりしたら最高だと思います。

ホテル自体も、ウェルカムベビーの宿認定を取っていることを売りにしていて、若い家族をメインターゲットにしているホテルで、小さいお子さんがいても泊まりやすい雰囲気のホテルです。逆に言うとカップルでロマンス…というようなタイプの宿ではないと思いますので、そこは使い方ですね。

磯遊びの拠点、そして南房総エリア観光のベースキャンプとしてオススメのホテルです。

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